COMMITMENT
シルク生地のこだわり

シルクならなんでもそろい、
シルクの事ならなんでもおまかせ

昭和8年創業の丸進機業株式会社は、創業以来88年間”シルク一筋”で
世の中にシルクを提供してまいりました。
今後も、「シルクの事ならなんでもおまかせ」スローガンに
皆様に様々なシルクを提供してまいります。

シルクの歴史

シルクは、蚕(かいこ)が蛾になる前のさなぎになる時掃いた糸(繭)から作った糸です。その歴史は古く今から5000年前に中国で養蚕(蚕を育てて繭を作る事)を始めたと考えられています。紀元前5世紀にはシルクロードを通じて、ローマ帝国に中国のシルクが渡り始めます。日本には、紀元前2世紀には中国から養蚕が伝えられたといわれています。江戸時代には幕府の奨励により全国で養蚕・織物が行われるようになります。そして明治時代になると、政府は近代化を進めるため明治5年に富岡製糸場を建設し、生糸(シルクの糸の事)製造を国の基幹産業とします。

その後明治の初めから大正・昭和20年代まで、日本の輸出品目のトップは生糸・シルクで、日本経済の黎明期を牽引してきたのでした。日本の良質な生糸・シルクは、欧米で高い評価を得ていて、平成に入るまで日本は世界一のシルク大国でした。現在日本では、養蚕・生糸製造はごくわずかになってしまいましたが、シルクは一時より少なくなったとは言え全国の産地で生産されています。

シルクの特徴

シルクの特徴

シルクは、蚕が作った糸でタンパク質(アミノ酸)からできており、人間のカラダの組織と大変近く、カラダに良いと言われています。シルクの成分は、保湿や美白効果があります。またシルクは、天然繊維の中で最も細く長い繊維です。シルクの繊維の特性は、優雅な光沢があり、柔らかな風合いとコシとドレープ性があります。染料との親和性も高く染め上がりがきれいです。また吸湿性と放湿性が良く、軽くて保温性も高いので、夏はサラッと冬は暖かく着られます。紫外線吸収性が良く、UV効果もあります。ただ、細い繊維からスレに弱く、紫外線吸収から日光によりヤケがでます。

生糸(きいと)の特徴

生糸(きいと)の特徴

シルクは、蚕が作った糸でタンパク質(アミノ酸)蚕は2昼夜を掛けて細いシルク繊維を吐き出し繭玉を作ります。作られる繭玉は1本の長い繊維で出来ています。家蚕の繭で1200~1500mと長く、野蚕の繭でも500~600mもあり、他の原料に比べ途轍もなく長い原料なのです。家蚕の繊維長が特に長いのは、家の中で飼われ、桑の葉だけを食べさせているので、太さに均一性があり、長い繊維になります。羊毛、綿、麻は繊維が短いので紡いで糸にしますが、シルクは基本的に長い繊維を何本も重ねて糸にするので、毛羽がなく滑らかで風合いの良いのがシルクの特徴になります。

シルク豆知識

織物組織には、基本的に平織・綾織(ツイル)・朱子織(サテン)がある。この他にドビー織・ジャカード織などがある。ジャカード織は柄を表すことができる。

羽二重(はぶたえ)

羽二重

経糸緯糸とも無撚糸を使った平織の織物。柔らかな風合い。4匁から18匁まである。

綾

ツイルとも呼ばれる斜めに畝のある織物。主にスカーフ・チーフ・ネクタイ用生地。10匁から32匁まである。

サテンクレープ

サテンクレープ

緯糸に強撚糸を用いたサテン生地。光沢がある。12匁から20匁まである。

フラットクレープ

フラットクレープ

緯糸に強撚糸を用いた平織物。デシンとも呼ばれる。しなやかな風合い。8匁から18匁まである。

シフォン

シフォン

経糸緯糸に強撚糸を用いた平織物。シャリ感のある薄地素材。6匁から10匁まである。

匁(もんめ)とは・・・

シルクの生地の厚さを示す単位。4匁から32匁くらいまである。4匁から8匁は透けてみえる薄地織物。10匁から16匁は主にスカーフ用素材。
18匁から22匁は中肉素材で主にネクタイ用素材。それ以上はドレス用など。
ちなみに匁はシルクの世界共通の単位として使われている。

marushin01
marushin02
marushin03

丸進機業ならこんな対応ができます

Support01

シルク生地の豊富な在庫対応

シルクの定番品種を幅広く在庫しております。各品種の生地の厚さや巾の違いにも対応できるよう在庫しております。弊社の在庫品種は業界最多と言われております。

シルク生地の豊富な在庫対応

Support02

小ロット・即納・着分サンプル対応

当社で在庫している生地なら、小ロットの対応が可能です。在庫している生地なら即納の対応も可能です。着分サンプルも1メートルから対応しています。(別途カット料を頂戴しております。)

小ロット・即納・着分サンプル対応

Support03

染・縫製などの加工対応

生地は白生地(P下品)で在庫しているので、ご依頼があれば、無地染などの染加工やストールなどの縫製加工も承っています。)

染・縫製などの加工対応
©︎2023 丸進機業株式会社 All Right Reserved.